
松山英樹は後半崩れて55位T ショットが3日間最低のなか最終日への活路は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 M・ペレイラ -9 2 M・フィッツパトリック -6 W・ザラトリス -6 4 C・ヤング -5 5 A・アンサー -4 6 S・パワー -3 7 J・トーマス -2 B・ワトソン -2 S・シンク -2 10 G・ウッドランド -1 順位の続きを見る
前半に見せた粘りはきっと最終日につながる(撮影:GettyImages)
<全米プロゴルフ選手権 3日目◇21日◇サザン・ヒルズCC(米オクラホマ州)◇7556ヤード・パー70>
これまでとは一転、急激に冷え込んだこの日。多くの選手が対応に苦しむなか、松山英樹は「常に上着は入れているようにしている。この変わりようは今年も経験しているのでさほど、びっくりすることはなかった」と準備力の高さを見せるも「ゴルフがうまくいかないですね」と3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーと3日連続となる「72」。トータル6オーバーで55位タイに浮上するも、スコアを2つ落としたこともあって笑顔はなかった。
特にショットのスタッツは3日間で最低のものとなった。飛距離は気温もあるから仕方ないとしてもフェアウェイキープ率は初日と同じ50.00%。フェアウェイに行かないだけでなく、3回もフェアウェイバンカーにつかまった。パーオン率はさらに悪く38.89%。修正しようと試行錯誤をしつつも、「なかなかうまくいかない。うまくいくように何かを探しているんですけどね」と、もがく日々が続く。
そのなかで光ったのが小技だった。グリーンに乗せられないなか、幾度となくアプローチを強いられたが、「そこは昨日に比べたら良くなったなという感じ」。10番ではグリーン手前のバンカーに入れてしまい、手前のエッジギリギリに切られたピンに対してのバンカーショットとなるも1.2メートルにピタリと寄せてパー。この日何度もあったバンカーからの対応は好材料だ。
何よりもパッティングの数字が大きく変わった。パターのスコアへの貢献度を表す『ストロークゲインド・パッティング』は初日『-0.681』、2日目『-1.631』とマイナスだったのに対して『2.114』とプラスに転換。1番で14メートルを入れただけでなく、特に前半は7番で3.5メートルを決めるなど、しびれる距離のパーパットを決め続けた。
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