前年覇者のフィル・ミケルソン 全米プロ選手権の出場を見送り | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
全米プロへの出場を見送ったフィル・ミケルソン その心境は…(撮影:GettyImages)
5月19日から開幕する今季のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」を主催するPGA・オブ・アメリカ(全米プロゴルフ協会)は13日午後、前年覇者のフィル・ミケルソン(米国)が大会への出場を見送ったことをSNSで発表した。
「フィル・ミケルソンが大会への出場を見送るという知らせをつい先ほど受け取った。フィルは全米プロ選手権の前年覇者で、生涯メンバーでもあり、われわれはフィルの参戦をとても喜んでいた。フィルとエイミー(夫人)の幸せを祈り、ゴルフに戻ってくることをとても楽しみにしている」と綴られた。
9日に発表された同大会の出場選手リストには、タイガー・ウッズ(米国)とともに昨年50歳のメジャー最年長記録で勝利したミケルソンの名前もあり、大会連覇に臨むとみられていた。出場見送りの理由は示されていない。
1960年以降、メジャー大会で前年覇者が出場しなかったのは4度のみ。60年の故アート・ウォール・ジュニアのマスターズ、2000年の故ペイン・スチュワートの全米オープン、08年のタイガー・ウッズの全米プロ選手権、15年のローリー・マキロイ(北アイルランド)の全英オープンとなっている。
ミケルソンは今年2月以降、「ゴルフから距離を置く」とツアーの欠場が続いている。次戦はロンドン郊外で開催されるリブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズの開幕戦となるとみられる。(文・武川玲子=米国在住)
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