“和製”ホアキン・ニーマン 完全優勝目指す大西魁斗の“頭の位置”に注目 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 時松隆光 -7 B・キャンベル -7 桂川有人 -7 大西魁斗 -7 5 稲森佑貴 -6 今平周吾 -6 7 岩田寛 -5 K・コボリ -5 9 星野陸也 -4 10 香妻陣一朗 -3 順位の続きを見る
フォロースルーに見えない… 大西魁斗の側屈がヤバい(撮影:鈴木祥)
<アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 3日目◇14日◇大洗ゴルフ倶楽部 (茨城県)◇7163ヤード・パー70>
インパクトの瞬間、そしてフォロースルーの頭の位置がハンパなく低い。写真を撮っていても、通常の画角では収まりきらない。そんなスイングの持ち主が大西魁斗だ。初日から好プレーを続けて首位の座を明け渡すことなく、4人が並ぶ首位タイで最終日を迎える。
日本生まれ、米国育ち。ジュニア時代には多くの海外プレーヤーとしのぎを削った。そのうちの一人が、現在世界ランキング17位のホアキン・ニーマン(チリ)。2017年から18年にかけて世界アマチュアランキング1位に君臨し、プロ転向後はPGAツアーに参戦。今年の「ジェネシス招待」を含め、すでに2勝を挙げる若手のホープだ。
なぜここでニーマンを出すか。そのスイングを比べてほしい。実は、インパクトの瞬間の頭が沈み込む位置が非常に似ている。大西自身も「なんか、言われますね」と認めているほどだ。「彼はうまいなと思っていました」とニーマンを評するが、繰り出されるショットは大西だって負けていない。
首に負担がかかっているのではないかと思うほど、頭が深く沈み込んだスイング。「ジュニア時代からそのままです。年を重ねて周りを見ると、ボクみたいなスイングをしている人はいないので。これはどういうことなのかな、とは思いました(笑)」としながらも、これをベースに今も最適なスイングを作り上げている途中だ。
Follow @ssn_supersports