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悲願のメジャー制覇へ 上田桃子が“試せるチャンス”でつかみたいもの | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -11 2 青木瀬令奈 -5 安田祐香 -5 4 稲見萌寧 -4 5 勝みなみ -3 竹内美雪 -3 7 岡山絵里 -1 大里桃子 -1 林菜乃子 -1 後藤未有 -1 順位の続きを見る

上田桃子、悲願成就のため決勝ラウンド2日間を“有効活用”する

上田桃子、悲願成就のため決勝ラウンド2日間を“有効活用”する(撮影:佐々木啓)

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目◇7日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

予選ラウンドを終えてトータル6オーバー。薄氷の予選通過となり、「2日間何もいいところはなかった。冷静になってみて、コーチと話してからになるけれども、今のところ収穫は…」と話していた上田桃子だったが、ムービングデーにうっ憤を晴らすゴルフを展開した。1イーグル・4バーディ・2ボギーの「68」と4つ伸ばして、トータル2オーバーまで戻した。

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それでも厳しい表情は崩さない。なぜなら、まだ目指すところまでは到達していないからだ。

前日のホールアウト後にコーチと話して、「急にいろいろなことはできないから、1つずつやっていこう」と残りの36ホールでの取り組みについて話し合った。そこで決めたのは『クラブを体の近くに通して、体の中心からヘッドを外さないこと』。「きのうまでドローがきついショットが多かったんです。それだとフェードが必要なロケーションで非常に難しくなってしまいます」。その取り組みで改善の兆しは見えたが、「まだフェードは打てていないですね。行ってはいけないところにも打ってしまっていますし…」と納得はできない。

それでも“試せるチャンス”を生かさない手はない。「予選通過できてコースでいろいろできるのは、とてもありがたいです。コースの中で技術、考え方を試すことができる。やっぱり練習場とは違いますから」。実戦のなかで自分がどう動くのか、どう考えるのか。何よりもそれでどんな結果が出るのか。一つひとつの生きたデータが今後につながるのだ。

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