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『プレミアゴルフリーグ』もまだ存在!? トップ選手を“共同運営”に勧誘? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

サウジの新リーグにプレミアゴルフリーグ… PGAツアーはどうする?(撮影:GettyImages)

『プレミアゴルフリーグ』(PGL)をご存じだろうか。こちらは今、ゴルフ界を騒がせているグレッグ・ノーマン(オーストラリア)率いるサウジの新リーグ『リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズ』とはまったく別のものだ。

サウジの新リーグを率いるグレッグ・ノーマン【写真】

英国に拠点を置く『ワールドゴルフ・グループ』の代表を務めるアンドリュー・ガードナー氏がPGLのCEO。何年も前からチーム戦で戦う新リーグ構想を構築してきた。1チーム4人で計12チーム。48人のトッププレーヤーがアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ドバイなどの世界を転戦して戦うリーグを、2022年からスタートさせるとしていたが、コロナ禍もあり結果として開幕はできなかった。

しかし、ガードナー氏はまったく諦めていない。5月5日付けでPGAツアーの選挙権を持つボードメンバー(取締役会役員)宛てにレターを送付。その内容は「48人で54ホールを戦い、18大会を行う。このチーム戦のフォーマットはもともとPGLが構想したもので、そのお陰でリブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズは100億ドル(約1兆3000億円)以上を創出することができるから、PGLの価値もそれ以上ある」と示し、これらのケタ違いの創出されるマネーを選手が50%を受け取る、つまり選手たちにPGLの共同運営に参加してもらおうという勧誘というわけだ。

実際のレターは一部の米メディアの手に渡り公表されている。PGLは選手に2つの選択があると主張した。

A:PGLに参加して50%を所有し、毎週2000万ドル(約26億円)を得て、さらに創出されるだろう100億ドル(約1兆3000億円)をPGAツアー、下部のコーンフェリーツアー、DPワールドツアー(欧州ツアー)で分けあう。

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