8年前優勝の地で成田美寿々が取り戻し始めた自信「球を操るのを忘れていた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
入念な調整を重ねながら成田美寿々は復活への道を歩んでいる(撮影:佐々木啓)
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップレディス 事前情報◇4日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>
2020-21年シーズンが開幕するまであと1カ月という2年前の2月、成田美寿々はトレーニング中にプレーを大きく左右する腰痛を発症してしまった。活躍を続けてきた実力者を襲った突然のアクシデントが、プロになって初めてシード権を手放すことにつながる。
今季のツアー出場資格はQTランキングの54位。3戦に出場したがいずれも予選突破とはならず、にがいスタートになっている。もどかしさも感じているが、「調子は全開ではないですが、試合を重ねるごとにちょっとずつ進んでいるなと実感しています」と試行錯誤しながら開幕からの2カ月間を過ごしてきた。そして今季初のメジャー大会で復調のきっかけをつかみかけている。
「球を操るのを忘れていました」
今大会の開幕にむけ、井上透コーチといまの不調の原因をしっかり分析した。ショットの不調が続いたことで「曲げたくない、まっすぐ打ちたい」と、持ち球のフェードで“曲げて”ピンを狙うことができなくなっていたという。
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