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2週連続V、米国でもV…黄金世代の活躍に黄金世代は何を思う? ライバルであり仲間たちの切磋琢磨 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

先週は涙で同級生を祝福した大里桃子 その姿はやはり刺激にもなる(撮影:鈴木祥)

パナソニックオープンレディース 事前情報◇27日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6660ヤード・パー72>

先週行われた「フジサンケイレディス」のラストシーン。何度も跳ね返されてきた優勝をやっとつかんだ高橋彩華を、涙と笑顔で祝福する同級生たちの姿があった。

これが一番に高橋を祝福する木下彩【写真】

「彩華ちゃんもパターで悩んでいて、私も同じ。自分は2勝できてはいたけど、その気持ちはすごく分かるので」。大里桃子は、グリーン上で涙を流し高橋の優勝をよろこんだ一人。自分が優勝した時に、待っていてくれた高橋の姿を決して忘れることはない。その“お返し”がやっとできた。

先々週は植竹希望、そして先週は高橋と国内ツアーでは同い年の選手の優勝が続く。さらに海の向こうからは、こちらも同学年の畑岡奈紗の米6勝目というニュースも届けられた。“黄金世代”が改めてその強さと、選手層の厚さを印象付けるが、「同い年が活躍してるのを見て、自分も頑張ろうと刺激になっていいですね」と大里もそれに感じるものがある。今は調子を落としているアイアンの精度を取り戻し、再び優勝争いに加わるよう練習を積み重ねている。

「私が一番にもらう(高橋を祝う)から!」。グリーン脇で戦況を見守っていた大里、植竹に自分のラウンド中に近づき、そう宣言していたのは、高橋と同じ最終組で優勝を争った木下彩だった。「(前半に)4つ落として、最後のほうは(高橋を)応援してました(笑)」。その人懐っこい笑顔は今週も変わらない。そして“予告通り”高橋に心からの祝福を送った。

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