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意地のショットで1打差3位 スタート前にボールを打たない塚田好宣の“アップ”が凄い | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 兼本貴司 -12 2 清水洋一 -12 3 塚田好宣 -11 4 飯島宏明 -10 5 佐藤えいち -9 谷口徹 -9 鈴木亨 -9 8 伊澤利光 -8 平塚哲二 -8 10 横田真一 -7 順位の続きを見る

意地の1打に本人も満足

意地の1打に本人も満足(撮影:ALBA)

<ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント 最終日◇22日◇箱根カントリー倶楽部(神奈川県)◇7036ヤード・パー72>

国内シニア開幕戦「金秀シニア」でのシニア初優勝に続く連勝を狙った塚田好宣。2戦連続優勝を狙った箱根では、単独首位で最終日を出たが終始リードを許す展開となった。プレーオフを戦った兼本貴司、清水洋一に2打差で迎えた18番は、ピンまで残り148ヤードの2打目で「狙うしかない」という状況。ピンはグリーンの右サイドに切られ、風は右から。ドローヒッターの塚田は、グリーンの右に打ち出して風に乗せてピンに向かうイメージで打った。

好調・塚田好宣のドライバースイング【写真】

「勇気のいるショットですが、意地ですよね」。イメージ通りのショットはピンの右上1メートルほどに着弾して、バックスピンで戻りカップをかすめて手前50センチに止まった。あわやイーグルの1打で会場を沸かせた。

プレーオフには1打及ばなかったがトータル11アンダーで単独3位を死守。「パー5で2回ボギーにしてしまったのがミス。次の試合までにコンディションを整えながら練習をして、また優勝争いしたいですね」と次戦に目を向けた。

今年の塚田はシニアで存在感を示しているが、スタート前の存在感もすごい。ティイングエリアで素振り棒を使って、ビュンビュンと豪快な素振りを繰り返す。空を切るその音にギャラリーも釘付けになり、第1ラウンドで同組だった71歳の高橋勝成は「威嚇するなよ(笑)」というほど。

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