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「シニアにはシニアの戦い方がある」 兼本貴司が56度のウェッジ多用で初優勝 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 兼本貴司 -12 2 清水洋一 -12 3 塚田好宣 -11 4 飯島宏明 -10 5 佐藤えいち -9 谷口徹 -9 鈴木亨 -9 8 伊澤利光 -8 平塚哲二 -8 10 横田真一 -7 順位の続きを見る

シニア初優勝を挙げて笑顔の兼本貴司

シニア初優勝を挙げて笑顔の兼本貴司(撮影:ALBA)

ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント 最終日◇22日◇箱根カントリー倶楽部(神奈川県)◇7036ヤード・パー72>

首位と1打差の2位タイから出たシニア2年目の兼本貴司が、1イーグル・4バーディ・1
ボギーの「67」をマーク。トータル12アンダーで並んだ清水洋一とのプレーオフを制してシニア初優勝を遂げた。「こんなに早く優勝できると思っていませんでした。55歳までに1勝できればいいと思っていたので」と男泣きをこらえて白い歯を見せた。

合う、合わないがある? こちらはスピースのシャローイング【写真】

シニアデビューとなった昨年、「相当悩んでいた」とショットが絶不調。賞金ランキング62位で賞金シードは逃した。数年前からシャローイングを取り入れたことで、プッシュアウトやチーピンが止まらなくなった。「ドライバーだけでなく、アイアンもダメ。8番でフェードを打ったと思ったら、9番アイアンは引っかけたり。バラバラでした。全部ピッチングで打ちたかったぐらいです」。

中嶋常幸のアドバイスでスイング修正に着手。「ダウンスイングで腰がスライドしすぎていたので、下半身リードしながら、しっかり回すことを意識した」といったことに取り組んだ。「アイアンはできるようになってきたけど、ドライバーはまだ不安」としながらも、今季の出場権をかけた最終予選会では13位に入って出場権を獲得。気持ち的にも楽になってシーズン開幕を迎えた。「開幕戦ではスイングがだいぶ改善されていて、少しはいいのかなというのがあった。それがつながりました」と最終予選と開幕戦で手応えを得ていた。

「諸先輩方にたくさんアドバイスをいただきました。『シニアにはシニアの戦い方がある』と」

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