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悩める稲見萌寧が女王戴冠シャフトに“回帰”「気持ち的に楽になった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

稲見萌寧は女王戴冠時のシャフトに変更 川奈での復調を期す(撮影:上山敬太)

フジサンケイレディスクラシック 事前情報◇21日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>

先週の熊本戦で今季2度目の予選落ちを喫した稲見萌寧。「もう一回いろいろ考え直すことを、今週からやり始めました」。自身6回目となる“大会連覇”を目指した挑戦が始まる。

“旧相棒”の感触を確かめる稲見萌寧【写真】

その考え直した結果のなかに“ドライバーシャフトの変更”がある。今季開幕戦から別のシャフトを使ってきた稲見だが、ヘッドはそのままに「シャフトを戻しました」と明かした。

その理由は「(これまでのシャフトでは)球が強くなって飛距離も出ていたけれど、逆球が出るミスがあった。自分の実力でもありますけど、少ししんどくて…」。フェーダーの稲見にとって、左に曲げてしまうミスは何としてでも避けたい。そのため、2019年から使っていた相棒を、再び使用する決断をした。

「気持ち的には楽になったと思います」と、いきなりのシャフト変更でもショットの感覚はいいという。昨シーズン75.96%のフェアウェイキープ率で全体10位に入っているが、今季は7戦を終えて66.51%とやや低めの数字。パーオン率80%を目指す稲見だが、今季はラフからセカンドショットを打つことが多くなり、こちらも昨シーズンよりも約3%低い72.56%となっている。「(パーオン率は)ここまでは自分としてはひどいと思うので…」とティショットをより安定させて、パーオン率向上に努めていく構えだ。

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