ため息ひとつで忘れ去る 西村優菜の切り替えスイッチ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 西村優菜 -8 2 植竹希望 -7 3 渡邉彩香 -5 鈴木愛 -5 小倉彩愛 -5 イ・ミニョン -5 7 勝みなみ -4 竹山佳林 -4 吉田優利 -4 ペ・ソンウ -4 順位の続きを見る
スイッチオン! 西村優菜は後半チャージで一気に首位へ(撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 2日目◇16日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6499ヤード・パー72>
首位と1打差から出た西村優菜が4バーディ・1ボギーの「69」をマークし、トータル8アンダーで単独首位に浮上した。数字だけを見ればナイスラウンドだが、前後半でまるで別人のようなスコアだった。
前半は2番で3パットボギー。出鼻をくじかれるスタートに、ため息が漏れた。その後10番までパーを並べるガマンの展開。そこからはスイッチが切り替わったかのように、4つのバーディを量産した。
「前半は苦しい時間が長くて、バーディが獲れない中で、60台を出したい気持ちでやっていました」と苦境からはい上がり、思いを叶える後半のラッシュ。前半18回と苦しんだパッティングが後半は冴えて12回。グリーン上のパフォーマンス向上で、リーダーボードの最上位に駆け上がった。
大会前からティショットに注意したいと話していたとおり、フェアウェイキープ率は初日12回にこの日も11回。トリッキーなレイアウトのコースでは、十分な数字だ。今季はここまでパーオンホールの平均パット数も1位だが、今年の得意分野が機能しなかったとしても、ため息をつくことで忘れ去る。
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