
先週5連続ボギーでV逸も「落ち込まなかった」 鈴木愛、首位発進のミソは「淡々と」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 鈴木愛 -6 2 西村優菜 -5 3 福山恵梨 -4 イ・ナリ -4 植竹希望
-4 6 横峯さくら -3 上田桃子
-3 勝みなみ
-3 蛭田みな美 -3 竹山佳林 -3 順位の続きを見る
精神面の成長著しい 元女王・鈴木愛が淡々とV狙う(撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 初日◇15日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6499ヤード・パー72>
2日目を終えて単独首位。先週の鈴木愛は、2日目まで計算通りだった。落とし穴はサンデーバックナイン。優勝を争うなか、13番からまさかの5連続ボギー。勝利どころか、21位タイにまで後退し、悔しい大会を終えた。
その鈴木が今週は首位発進。7バーディ・1ボギーの「66」を叩き出し、6アンダーでリーダーボードのトップを射止めた。悔しさをバネに、と言いたいところだが、鈴木の心境は違った。「初日なので、淡々とできた」と口調も穏やかだ。
5連続ボギーで優勝争いから脱落、という事実だけを見れば怒り、悔いとさまざまな感情が出そうなものだが、「落ち込まなかった。何が悪いというワケでもなかった。パターのアドレスが思うようにできなかったから」と理由は明確だった。「60台で回れそうな内容ではあった」と全体を振り返り、「気にすることはではない」とまで言う。
今年の鈴木は台頭著しい若手の活躍を認めることから始めた。「ツアーのレベルが上がっている」と周囲を見ながら、結果だけを見て自身の落ち度と考えることはやめた。だからこそ、結果に一喜一憂しない。いままでであれば怒りやいら立ちを見せることもあったが、今はすべてを受け入れて、勝機を待つ姿勢を崩さない。
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