• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「ちょっとしたことでスコアが変わる」 松山英樹の明暗を分けた“誤差” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「ちょっとしたことでスコアが変わる」 松山英樹の明暗を分けた“誤差” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 S・シェフラー -9 2 C・スミス -6 3 任成宰 -4 4 C・シュワーツェル -2 S・ローリー -2 6 J・トーマス -1 C・コナーズ -1 8 D・ウィレット 0 9 J・コクラック +1 T・フリートウッド +1 順位の続きを見る

ショートパットを決められず流れを作れなかった

ショートパットを決められず流れを作れなかった(撮影:GettyImages)

マスターズ 3日目◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7510ヤード・パー72>

優勝した昨年は「65」をマークし、単独トップに躍り出たムービングデーだが、今年は厳しい戦いを強いられることになった。「77」とスコアを5つ落としてのホールアウト。「このコンディションに対応できなかった」と、トータル2オーバー・14位タイに後退した。

当時の世界1位からグリーンジャケットをかけてもらう松山英樹

厚着をしても寒さに震えるほど冷え込んだコースに、苦しむ王者の姿があった。練習ではニット帽をかぶり、「できることはやった」と防寒対策もとったが、体はなかなか思うように動かない。スタートの1番では、2打目をグリーン右奥に外しながら、段を越える3打目を1メートルに寄せるナイスアプローチを披露。しかし続くパーパットがカップをなめ、外れる。これには「きつかった」と肩を落とすほかない。

続く2番も下りのラインながら、左2メートルのチャンスにつけた。しかしこれも決まらない。「思うように打てなかった」。初日、2日目と28回だったパット数は30回とダウン。要所を締めるはずのショートパットがカップに嫌われた。

5番で、展開はさらに苦しいものになる。ティショットがアゴの高いバンカーに入りパーオンに失敗すると、フェアウェイから打った3打目は斜面をのぼり切らずに20ヤードほど戻された。ここから3打を要する“素ダボ”で、イーブンパーまで戻されてしまった。

関連記事