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“長尺禁止”初戦で“オフ・ザ・デッキ”も披露 カナダの妖精は未だ不服も「ルールに従うしかない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今大会から46インチを使用したブルック、グリップは余らせていない(撮影:GettyImages)

シェブロン選手権 最終日◇3日◇ミッションヒルズCC ダイナ・ショア トーナメントC(米カリフォルニア州)◇6884ヤード・パー72>

今年からルールが改定され、パターを除くクラブの長さが46インチを超えてはならないというローカルルールが新設された。米国女子ツアーでも3月の「JTBCクラシック」から適用された。

いままではこんなにグリップを余らせて長尺を振っていました

15歳の頃から46インチ以上のクラブを使っており、48インチのドライバーを使用してきたカナダの妖精ことブルック・ヘンダーソンも変更を余儀なくされた一人。「うーん…最初、短いドライバーに変えないといけないと分かったときはとてもがっかりしたわ」と未だに全面的には納得できていない。それでも替えるしかない。そうして46インチ以下のドライバーを使用して初めて臨んだのが今季メジャー初戦「シェブロン選手権」だった。

苦戦を強いられるのでは、という予想のなかでブルックは健闘した。48位タイで予選を通過すると3日目に「67」と5つ伸ばして5位に浮上。最終日はスコアを伸ばせず13位タイに終わったが、初戦としては上々の出来だったと言っていい。ドライビングディスタンスも3日目には302ヤードをマーク。そこまで落ちてはいなかった。

2日目には“オフ・ザ・デッキ”、つまり直ドラも見せた。544ヤードの11番、フェアウェイからドライバーで放った打球は2オンに成功。多く集まったギャラリーを大いに沸かせた。「すごくよかったわ。あれはそんなに多くの選手ができるショットじゃない。あそこは少しでも飛ばすことが有利だし、2打で乗ればと思って打ったの」。“短く感じる”ブルックにとっては、今後直ドラが武器になるかもしれない。

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