
平常心と準備が生んだ名刺代わりのボギーフリー 古江彩佳はミッションヒルズでの初プレーに「上出来」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・クプチョ -6 M・リー -6 3 P・タバタナキト -5 4 G・ルフェルズ -4 L・コ -4 G・ホール -4 A・ノルドクビスト -4 C・マッソン -4 P・アナナルカルン -4 10 P・ルサン-ブシャール -3 順位の続きを見る
緊張感を抱きつつも、らしいプレーでアンダーパー発進(撮影:福田文平)
<シェブロン選手権 初日◇31日◇ミッションヒルズCC ダイナ・ショア トーナメントC(米カリフォルニア州)◇6884ヤード・パー72>
「メジャーだからといって意識しない。いつも通り自分らしく」。初めてのミッションヒルズにそう語っていた古江彩佳が、有言実行のプレーを見せた。バーディを1つ奪って、この日9人しかいないボギーなし。1アンダー・27位タイにつけた。
普段緊張しないという古江も、「多少の緊張感はあった」という状態でスタート。序盤からグリーン奥のラフに外すなどピンチが続いたが、「練習してきたアプローチがコースでもできた」と準備を活かしてしのぐと、9番で8メートルを沈めてバーディを先行。その後も「無理をせずにやるべきことをやれた」とらしいプレーでパーを並べてホールアウト。「上出来でした」と、上位が見える位置で最初の18ホールを終えた。
大舞台でも落ち着いていた。宣言通り「メジャーを意識せずにできた」と、キャディとマイク氏との会話で時折笑顔も見せるなど、楽しみながらプレー。「緊張感も緩すぎず、きつすぎず。いい雰囲気でいけた」と力に変えた。
今大会は初出場だが、名刺代わりとしては十分なゴルフを展開した古江。「あしたも変わりなく落ちついて楽しくできたら。やるべきことに集中したい」と自分を崩さずに戦っていく。(文・秋田義和)
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