日本電計が“プロテスト合格前”の若手ゴルファーを支援する理由 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
写真向かって左から代表取締役副社長 森田幸哉氏、菊地りお、山口里緒、代表取締役社長 柳丹峰氏(撮影:ALBA)
電子計測機器の専門商社として日本トップクラスのシェアを誇る日本電計株式会社は、中野なゆ、鬼塚貴理、坂口瑞菜子、菊地りお、山口里緒の5選手とスポンサー契約を結んだことを発表した。この契約では、遠征費用として100万円分の旅行券が提供され、選手は1年間「Denkei」のワッペンをウェアに掲出して試合を転戦する。
今回の契約に至った理由について、同社代表取締役社長の柳丹峰氏は、ゴルフというスポーツの特性があると語る。
「我々は会社として、市場の中で競合他社と戦っています。一方で、ゴルフというスポーツも相手はいますが、最終的には自分との戦いになります。これは他のスポーツにはない特性で、我々がゴルファーを支援することで社会貢献したいと考えた理由です」
スポンサー契約を結んだ5選手はいずれもプロテスト合格を目指す若手女子ゴルファー。あえてプロゴルファーではなく、プロを目指す人材をサポートしたいと考えた理由はなんだろうか。
「プロも大変ですが、その手前の合格を目指す選手たちもまた苦しい思いをしています。そんなプロの卵を支援し、育てていくことが社会貢献につながると思っています」(柳氏)
柳氏が話すように、プロを目指すゴルファーたちはさまざまな苦しみを抱えている。3月30日(水)に同社を訪問した菊池と山口は以下のように語っていた。
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