LPGAツアーが規定を変更 ロレーナ・オチョアが殿堂入りへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
晴れて殿堂入りを果たしたロレーナ・オチョア(撮影:GettyImages)
29日、米LPGAツアーのホール・オブ・フェイム(殿堂入り)コミッティーが規定変更を発表。「メンバーとして10年間、米LPGAツアーをプレーすること」という項目が削除されたことにより、ツアー通算27勝のロレーナ・オチョア(メキシコ)が殿堂入りすることとなった。
先日、タイガー・ウッズ(米国)が授賞した世界ゴルフ殿堂とは別に、米LPGAツアーは独自のホール・オブ・フェイム(殿堂入り)を設けている。その規定はポイントによるもので、殿堂入りのためには27ポイントが必要となる。
米LPGAツアー勝利が1ポイント、メジャー勝利は2ポイント、年間の平均最少スコアが得るベアトロフィー、最優秀選手賞のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーがそれぞれ1ポイントで、殿堂入りにはベアトロフィー、あるいはプレーヤー・オブ・ザ・イヤーで少なくとも1ポイントを獲得することが必要とされている。今回の改正で五輪での金メダルが1ポイントを得ることとなり、2016年リオデジャネイロ五輪のインビー・パーク(韓国)、2020年東京五輪で金メダルを獲得したネリー・コルダ(米国)がそれぞれ1ポイントを獲得した。
現在40歳のオチョアは2003年から2010年までの8年間を米LPGAツアーでプレー。その間メジャー2勝を含む27勝を挙げて、37ポイントを獲得していた。ポイントは規定を満たしていたものの、“10年”という縛りがあったため対象外だったが、今回の変更により晴れて殿堂入りとなった。
コミッティーのメンバーであるベス・ダニエル(米国)は「殿堂入りを始めたころは、選手が長くプレーを続けることでより多くの注目を集めるとされ、それが重要なことだった。しかし、現在ではそれは不要になったと判断した」とコメントを発表した。
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