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“ミセス初優勝”にあと一歩 渡邉彩香が開幕1カ月で得た「自信」とプロ10年目の手ごたえ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

地元ギャラリーからの声援も後押しに 狙うはミセス初優勝(撮影:米山聡明)

ヤマハレディースオープン葛城 事前情報◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590ヤード・パー72>

「10年目のシーズンの初めとしてはいい1カ月になったと思う」。2022年シーズン5戦目を迎え、渡邉彩香はあと一歩届いていない“勝利”にむけて燃えている。

サクラ並木とエリカ姫【写真】

開幕戦、そして先週の宮崎戦では最終日最終組でプレー。どちらも西郷真央に逆転されてしまったが、それでも立て続けの優勝争いに胸を張っている。「ショートゲーム、ショット全体の安定性は、ここ1カ月を通して自信になりました。毎試合自分のプレーを楽しめているので、それが結果につながってくれたら」とオフの成果を試合で出せていることに笑顔を見せた。

優勝争いを繰り返しているだけに、今週こそはと意気込む。「ショットがよくてチャンスが多く作れているので、パッティングが大事」。先週終了時点で1ラウンド平均29.08パット(全体25位)。そのパット数を減らし、また勝負所のパターを決めることが、混戦から頭一つ抜け出すことにつながると分析した。

上位争いが続いているが、疲労感を大きく感じていないという。「プロ10年目なので、試合の入り方や、練習量のコントロールというのもつかんできている。練習ラウンドをハーフだけにして、あとはプロアマだけ(で調整)とか」。20歳前後の若い選手が出てくるなか、渡邉は10年目の経験を生かし、体調管理を含めたコンディションもバッチリだ。

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