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金谷拓実が心に抱く「never give up」の精神 挑むは世界ランク最下位からの下剋上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

笑顔でインタビューに答える金谷拓実(撮影:GettyImages)

WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー 3日目◇25日◇オースティンCC(米テキサス州)◇7108ヤード・パー71>

「 I’m feeling so great. I proud myself.(とてもいい気分です。誇りに思います)」。金谷拓実は世界トップ64選手がそろうマッチプレー大会の予選グループステージを勝ち抜き、決勝トーナメント進出を決めた。ホールアウト後には英語で現地のインタビューに答え、興奮気味に気持ちを表現した。

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4選手による総当たり戦で行われるグループステージでは、東京五輪金メダリストで世界ランキング9位のザンダー・シャウフェレや、トニー・フィナウ(ともに米国)、ルーカス・ハーバート(オーストラリア)との組み合わせ。世界ランク63位の金谷にとっては、いずれも格上の選手だ。初日は早速シャウフェレと対戦し、3&2と敗戦した。

しかし、2日目のフィナウとの一戦では、2ダウンで迎えた15番にチップインバーディを奪って、16番、17番も連続バーディ。華麗な逆転劇をみせ、白星を飾った。1勝1敗と予選ラウンド突破の可能性を残して迎えた3日目、ハーバート相手に開始4ホールで3UPと大幅リード。そのまま優勢を一度も譲らず、5&4の大勝を挙げた。

決勝進出を懸けたハーバートとのプレーオフでは、ティショットを曲げてバンカーへ入れてレイアップするも、3打目を50センチにピタリとつけてパーセーブ。対するハーバートはバーディパットを70センチオーバーし、返しのパーパットがカップに蹴られボギー。グループステージ突破を果たした。

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