JGAハンディキャップを持っていると得することは? ハイハンディでも日本オープンに挑戦できる | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
JGAハンディキャップを持っていれば、「ドリームステージ」から「日本オープン」に挑戦することもできる(撮影:岩本芳弘)
20年から施行されていた世界統一の『ワールドハンディキャップシステム(WHS)』が、この4月1日からついに日本でも導入される。自分は競技に参加しないエンジョイゴルファーだから関係ないと思うことなかれ。この新しいハンディキャップを取得することにより、従来とは異なるゴルフの楽しみ方が見えてくるとしたら? JGAハンディキャップを持っていると、どんなメリットがあるのか紹介する。
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4月1日からWHSが導入され、JGAハンディキャップを取得すると、どのようなメリットがあるのだろうか。もしも競技ゴルフに興味があるなら、門戸は大きく開かれる。なぜなら、参加資格の一つにハンディキャップインデックスを保持するアマチュアゴルファーとある大会が多いからだ。北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州の8地区連盟や各都道府県のゴルフ協会が主催する大会のほか、JGAが主催する日本オープンの予選となる「ドリームステージ」にもエントリーできる。スクラッチ大会はハードルが高いと感じるなら、JGAなどが主催するハンディキャップ戦に参加するといい。上位に入るどころか、優勝するチャンスさえあるからだ。
競技に参加しないゴルファーにもメリットはある。例えば仲間内のコンペを行う場合、新ペリア方式によるハンディキャップが主流だろう。これは隠しホールを設定し、そのホールの合計スコアを元に計算したハンディキャップで戦うことになるため、運、不運がかなりある。その結果、自分の頑張りが反映されないことが多い。しかし、参加者が全員JGAハンディキャップを持っていれば、より公平な戦いになり、コンペ自体の盛り上がりも期待できるだろう。
また、コンペによっては独自のルールでハンディキャップを決める場合もあるが、それを計算する幹事の負担は小さくないという。やはり、JGAハンディキャップを皆が持っていれば、幹事の労力が軽減されるのだ。
さらに、JGAハンディキャップ自体がゴルファーとしての名刺代わりにもなる。例えば、仕事相手や友人などとゴルフの話になったときに、どれぐらいで回るのかという話になったとする。その場合、100を切るぐらいとか、90そこそこというよりも、15.3とか具体的な数字をいったほうが自分の実力を理解してもらえるだろう。同様に1人ゴルフに参加するときなど、プロフィールにハンディキャップの数字があると、同じレベルのゴルファーを探しやすくなる。現地で初対面の人とプレーする際にも役立つはずだ。
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