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「半年間はフルスイング禁止」 劇的なスイング改造で復活を遂げた米山剛【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

米山剛が57歳に(撮影:岩本芳弘)

きょう3月15日に57歳の誕生日を迎えたのは、ツアー通算3勝の米山剛だ。45歳となって取り組んだスイング改造に成功し、57歳となったいまも、シニアツアーで活躍を続けている。

コンパクトトップに改造! 米山剛のドライバースイング【連続写真】

日大時代は「日本学生ゴルフ選手権」ほか学生タイトルを総なめにし、1987年にプロ入り。89年に初シードを獲得。99年には、「三菱自動車トーナメント」、「久光製薬KBCオーガスタ」、「カシオワールドオープン」と初優勝を含むシーズン3勝を挙げて、年間獲得賞金1億円を突破し、賞金ランキング5位となった。そのあと04年までシード権を維持した。

45歳になって、首痛がひどくなり、思い通りに打てなくなったことでスイング改造に着手する。片山晋呉のコーチだった谷将貴氏にアドバイスをもらい、7番アイアンのハーフショットをひたすら繰り返すと、腕を高く上げるオーバースイング気味なトップが、フラットでコンパクトな現代的な形へと変貌。谷氏の「半年間はフルスイング禁止」という言葉をしっかり守り、まるで別人、フルモデルチェンジと言われるほどの、スイング改造に成功した。

7年ぶりに出場した13年の「東建ホームメイトカップ」では、初日に「68」をマークし手応えを掴む。

その後、シニアツアーに参戦すると、17年の「ファンケルクラシック」で史上最多5人プレーオフを制して初勝利。翌18年には「日本プロシニア」を制した。昨年は賞金ランキング50位でシーズンを終えたが、今年もショットメーカーらしい攻撃的なゴルフで、ギャラリーを楽しませてくれるだろう。

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