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「打った瞬間に勝ったと思った」 大会運営も務めたドラコン日本王者、三隅直人が341yで優勝! | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

341ヤードで優勝した三隅直人はヘッドスピード66m/sを誇るが、Rフレックスのシャフトを使う(撮影:近澤幸司)

13日、ドラコンのJLDC日本ロングドライブ選手権予選会の3戦目と4戦目が、山口県の宇部72カントリークラブ阿知須コースで行われた。エリートフィールドのエクストリーム部門の3戦目は、昨シーズンのポイントランキング1位の豊田竜宏が豊永智大をわずか1ヤード差で振り切る332ヤードで優勝。続く4戦目では、昨シーズンの日本チャンピオン、三隅直人が341ヤードで今季初優勝を果たした。

日本チャンピオン、三隅直人のドラコンスイング【動画】

前日に同会場での2戦目で352ヤードを記録して優勝していた豊田。しかし、この日は「いい当たりが全部右」とボールがなかなかつかまらない。舞台となった宇部72CC阿知須Cの10番パー4はランディング地点が上り傾斜のため、ランよりもキャリーの勝負になる。

「きのうの反省でボールを高く上げないといけないと思って、クラブの開閉が上手くいかなかった」とボールが右に飛ぶ原因を豊田は分析する。コントロールに苦しみながらも、先に331ヤードをマークしていた豊永を1ヤード上回る332ヤードをマークして、シーズン2勝目を挙げた。

ダブルヘッダーで行われた次戦では、この山口シリーズ3戦で4位、3位、3位だった日本チャンピオンの三隅が意地を見せる。「きのうは当たりは悪くなかったけど球が低かった」と、キャリーを出すために高い球が打てるクラブセッティングに変更。「打った瞬間に勝ったと思った」という会心の当たりで、この日の最長飛距離となる341ヤードをマークして優勝。2位以下を16ヤード引き離す圧巻のパフォーマンスを見せた。

しかも三隅は、地元が宇部市ということもあり、今大会の運営を兼任。MCや距離計測を行いながら自身も出場するため、「最初の試合は思うようにいかなかった」。しかし、この日の2戦目では「体を温めて納得いく球を打てた」と振り返る。エクストリーム部門の最後の組の飛距離を自らマイクでアナウンスし優勝が決まると、最後に「ぶっちぎりですね。341ヤード!」と締めて会場を沸かせた。

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