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「ゴルフでやり残したことがある」 中嶋常幸が考えるこの先10年の計画 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今後の夢を語った中嶋常幸(撮影:ALBA)

国内男子ツアー通算48勝を誇るレジェンドの中嶋常幸が13日、ジャパンゴルフフェアの住友ゴム工業のイベントに参加。ツアー2勝の稲森佑貴とともにトークショーやブースでの1日店長などを行い、ファンと触れ合った。

37年前の貴重なトミー・スイング【連続写真】

今年10月には68歳となるレジェンド。「もう試合の成績をああだ、こうだいえる年齢でも体でもない。それよりも自分がゴルフでやり残したことがけっこうあるので、それをやっていきたいね。ひとつはアカデミーが順調でやりがいのある仕事だけど、それ以外にもね」と話した。

中嶋のいうアカデミーとは、「次世代の日本のゴルフ界を担う選手を育成したい」と茨城県の静ヒルズカントリークラブを拠点としてジュニア育成を行う「トミーアカデミー」。主宰する中嶋の愛称である“トミー”の名前がつけられている。2012年から始まったが、卒業生には畑岡奈紗や山路晶、蛭田みなみ、今年の男子の注目ルーキーの河本力らがいる。

ジュニア育成にもやる気を見せているが、「アカデミーは柱ではあるが、地方でゴルフをやったことのない子に、ゴルフの面白さや“ゴルフのあいうえお”を教えたい」と、ゴルフをやっているジュニアへのレッスン会ではなく、ゴルフ未経験の子供にゴルフの面白さを伝える“発掘旅行”を計画している。

「例えば、ゴルフ場に連れていって練習場で250ヤード飛ばしたり、フックやスライスとボールを自在に曲げるのを見せたい。練習グリーンではパター戦でハンディをあげて勝負して、ボールがカップに入る爽快感を味わってもらったり、ね」。自身が幼少期の頃、父の打つボールの美しさに感激した経験があることから、魅せることで興味を持ってもらうプランもある。

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