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国内メジャー2勝の“ボヤキの久保谷”【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“ボヤキの久保谷”が50歳の節目を迎えた(撮影:佐々木啓)

きょう3月11日は、ツアー通算7勝を挙げている久保谷健一の誕生日。19年前には米国男子ツアーに挑戦し、近年は持病の腰痛に悩まされた男が、シニア入りを迎えた。

腰痛を抱えてのプレーに、スリスリと腰をさする久保谷健一【写真】

父親が練習場を経営していて影響でゴルフを始めた。明治大学を経て、95年にプロ入り。97年の川奈ホテルGC富士Cで行われた「フジサンケイクラシック」でプロ初優勝し、年間2勝を挙げた。02年には「日本プロ」と「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、2週連続プレーオフを制した。翌03年は、米国男子ツアーに参戦。1年で撤退したが09年の「全英オープン」では4位タイで予選を通過し、優勝戦線に加わった。

その後は調子が上がらない年もあったが、11年の「キヤノンオープン」で9年ぶりの優勝。沖縄で行われた12年の「日本オープン」では、6打差を逆転して勝利した。その後は、腰を手術するなどシード権を逃していたが、日本オープン優勝で手にした5年シードの最終年となる17年は、「カド番」と自らを奮い立たせ、国内開幕2戦目となった4月の「パナソニックオープン」で通算7勝目。45歳の久保谷と、44歳の宮本勝昌のオジサン対決のプレーオフが話題となった。

その後も持病の腰痛に悩まされた。しゃがむのも困難なときもあり、満足にスイングできない時間が続き、シード喪失。2020-21シーズンは下部のABEMAツアーを主戦場としたが、レギュラーツアー出場権獲得には至らなかった。

大酒飲みで練習の虫。自分のショットに対する愚痴をこぼしながらプレーすることから“ボヤキの久保谷”とも。50歳を迎え、今季はシニアツアーへの出場も期待される。ファンを楽しませる話術と技術を見せてくれるだろう。

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