5打差逆転のセップ・ストレイカは初のオーストリア人勝利! マスターズ出場権も獲得「なんてクレージーな一日」」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ストレイカ -10 2 S・ローリー -9 3 K・キタヤマ -8 4 D・バーガー -7 5 G・ウッドランド -4 A・ノレン -4 7 M・シュワブ -3 C・カーク -3 9 L・ホッジス -2 J・ハー -2 順位の続きを見る
初のオーストリア人王者が誕生した(撮影:GettyImages)
<ザ・ホンダ・クラシック 最終日◇27日◇PGAナショナル R&S チャンピオンC(フロリダ州)◇7125ヤード・パー70>
最終ホールは土砂降りだった。大粒の雨が降りしきるなか、セップ・ストレイカ(オーストリア)は残り192ヤードからピン14メートルに2オン。イーグルパットはわずかにカップに届かなかったがバーディでフィニッシュした。上がり5ホールで3つ伸ばして「66」をマーク。トータル10アンダーに伸ばし、土壇場でトップに立った。
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最終組のシェーン・ローリー(アイルランド)は1打差。しかしその18番はティショットを左ラフに入れるとレイアップを選ばざるを得なかった。プレーオフの望みをかけた13メートルのバーディパットがカップに届かず右に外れる。これがストレイカの優勝が決まる瞬間になった。勝利はクラブハウスの中で、駆けつけてきた母と夫人が祝福。「信じられない。なんて言えばいいのだろう…。言葉が出て来ない。なんてクレージーな一日だ」と興奮した。
オーストリア人として米PGAツアーを初めて制したストレイカは、1993年5月1日、オーストリアのウィーンで生まれた28歳。14歳のとき、家族でアメリカのジョージア州バルドスタへと移住した。オーストリアのナショナルチームでプレーしたが、ジョージア大に進学し、双子の兄弟、サムも同じゴルフ部でプレー。15年には「全米アマチュア選手権」でマッチプレーまで進出した。
16年にプロ転向し、17年にはPGAツアー・カナダに参戦。そして翌18年のコーン・フェリーツアー出場権を獲得した。その年は同ツアーで20位になり、PGAツアーの出場権を得たオーストリア人となった。
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