ミゲル・アンヘル・ヒメネスが2度のエースで完全優勝! 「そんなこと起こるとは考えもしない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
3戦2勝でエースは2回! ヒメネスの強さにはライバルたちも脱帽だ(撮影:GettyImages)
PGAツアー・チャンピオンズ(米シニア)の「コロガードクラシック」(米アリゾナ州ツーソン)は、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が自身初となる一大会2度のホールインワンを達成。初日からの首位を守って完全優勝を果たした。今年1月の開幕戦「三菱エレクトリック選手権」(米ハワイ州)に続く今季2勝目を挙げた。
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1度目のエース達成は、第1ラウンドの7番パー3。193ヤードで6番アイアンを選択してのショットが直接にカップに吸い込まれると、ヒメネスらしくダンスを踊って歓声に応えた。
そして3打リードの首位で迎えた最終日にも再び歓喜が。1番をバーディ、2番パー5ではイーグルとスタートダッシュを決めるなど、前半で「32」と伸ばしトップを独走した。そして迎えた14番番パー3(188ヤード)。ここで手にしたのは再び6番アイアンだった。「完璧なショットだった」という一打はドローを描いてピン手前に落ちると、そこから4度のバウンドののちピンに当たり、そのままカップイン。リードを5打に広げ2位のベルンハルト・ランガー(ドイツ)、ウッディ・オースチン(米国)を突き放した。
「これまで試合では13回、エースを記録したけど、同じ大会で2度は初めてだ」と驚きを隠さない。「そんなこと起こるとは考えもしない。だからそのあとは自分の感情をコントロールするのが大変だった。リードをしていても、4ホール残されている。池もあるし、何が起こるか分からないからね」。しかしベテランは残り4ホールで、きっちりとパーを重ねて逃げ切った。
2位に入ったランガーも「今週はあまりにもヒメネスが強くて、我々は2位争いをするだけだった」と脱帽する。そして「これまで40年も一緒にプレーしてきた。私はドイツ、彼はスペイン出身。一緒にライダーカップも戦った。彼はほんとにユニークなキャラクター、素晴らしいプレーヤーだ」と仲間の勝利を称えた。
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