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サウジ問題で揺れるなか米男子選手会会議を開催 会長から「新リーグでプレーするなら立ち去れ」の声も | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

モナハン会長は改めてPGAツアーの意思を選手たちに伝えた(撮影:GettyImages)

22日、フィル・ミケルソン(米国)が一連のサウジ新リーグ騒動に関するコメントの謝罪を発表した直後、今週行われる米国男子ツアー「ホンダクラシック」(2月24〜27日、米フロリダ州)の会場ではPGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハン会長と選手会とのミーティングが行われた。

ホワイトシャークが新リーグの“ボス”

午後4時に始まった会議でモナハン会長は、「もしあちらのツアー(スーパー・ゴルフ・リーグ)でプレーするのなら、いますぐにこの会議から立ち去るように」と、これまで通りの「PGAツアーからの追放」という主張を明確にしたと、出席した選手が証言と複数の米メディアが伝えている。

2日前にダスティン・ジョンソンブライソン・デシャンボー(ともに米国)が「PGAツアーで戦う」という意志を発表したことに対し、モナハン会長は「情勢に大きな影響を与えた」と話したことも伝えられた。一方でミケルソンが謝罪を発表することは事前には知らされていなかったという。

会議では選手からスーパー・ゴルフ・リーグへの質問はなかった模様。ミケルソンが試合を欠場するとしたのは「ツアーから罰則ではないか」との指摘もあるが、モナハン会長はその欠場自体について言及することはなかった。

またモナハン会長は23日、米スポーツ専門局でPGAツアーの放映もするESPNの電話インタビューに答え、今回のサウジ新リーグ問題は「選手にとって大きな困惑」となったとし、「世界のトップ12位のプレーヤーは一人も新リーグを支援しなかった」と明かした。

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