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「飛び系」アイアンは、番手ごとの飛距離差が激しい!?【ギア豆知識】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

飛び系アイアンの代表格、ヤマハ『インプレスUD+2』 ソール幅が広く、ヘッドの重心が低くて深いのが特徴だ(撮影:ALBA)

近年登場したアイアンの新しいジャンルが「飛び系」だ。先駆けとなったのは[金谷拓実も「飛び系」を使用! 5番アイアンが2本ある!?【写真】]()

飛びの秘密は極端に立ったロフト設計とそれでもしっかり高さが出るヘッド構造にある。

「飛び系」アイアンの多くは7番で25〜26度のロフト設定となっており、キャビティのアスリートモデルで言えば、5番に相当する。シャフト長も38インチ前後に設定されることが多く、人によっては「7番と刻印した5番じゃないか」と揶揄するのも分からなくはない。

しかし、当然ながらただロフトを立てて、長くしただけの7番アイアンであれば、一般アマチュアにとって打ちこなすのが困難なクラブになってしまう。そこで「飛び系」アイアンは、さまざまな素材が複合され、重心が低く、深いヘッドに仕上げられている。これはUTに近い設計で、ロフトが立ってもボールが上がりやすく、ミスヒットしても飛距離が落ちづらい。

シャフトについても、純正のカーボンが用意され、軽量で振り切りやすくなるよう工夫されている。ボールの飛びに直結するロフトや長さを足しつつ、ヘッド構造などでデメリットを払拭したクラブが「飛び系」アイアンなのだ。実際、試打クラブとしてよく用意される7番の飛びはすさまじく、+2番手どころではない飛距離が出ることもあるほどだ。

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