ミャンマーの英雄キー・フラ・ハンが61歳で死去 日本ツアーでも活躍 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
生前のキー・フラ・ハン 明るい性格で人々から愛された(写真は2012年)(撮影:GettyImages)
アジアンツアーのエグゼクティブ・チェアマンを務めているキー・フラ・ハン(ミャンマー)が2月19日、がん治療の合併症のためシンガポールで亡くなった。61歳だった。
フラ・ハンは1980年にプロ転向後、ミャンマーを代表するゴルファーとして活躍。アジアンツアーでは1999年の「ボルボ中国オープン」を制するなど、同ツアーの賞金王に輝いた。ワールドカップにも母国の代表として5度出場。90年代には日本ツアーにも積極的に参戦した。
04年に現役から退き、06年にアジア人として初めてエグゼクティブ・チェアマンに就任。10年以上にわたってツアーの発展に貢献してきた。
アジアンツアーのコミッショナー兼CEOであるチョー・ミン・タント氏は、「アジアンツアーの全員が感じている喪失感を、言葉では表現できない。アジアのゴルフ界は、偉大な選手、そして偉大なリーダーを失った。我々はキー・フラ・ハンを永遠に忘れないだろう」とコメントした。
ツアーはフラ・ハンに敬意を表し、アジアのジュニアとゴルフスポーツの発展を支援する「カイ・フラ・ハン フューチャーチャンピオンアワード」を新設する予定だ。
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