• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 女子ツアーで大流行の『トラス』が、ブームではなくロングセラーに!【パター売り上げランキング】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

女子ツアーで大流行の『トラス』が、ブームではなくロングセラーに!【パター売り上げランキング】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

若林舞衣子が使うテーラーメイド『TPコレクション ハイドロブラスト ジュノ TB1 ツアートラスヒール』

10年以上にわたって、日本のパター市場で売り上げNo.1のポジションを継続してきた『[稲見萌寧の『旧トラス』と菊地絵理香の『最新トラス』はどこが違う?【写真】]()

「きっかけは稲見萌寧選手の活躍です。彼女が2020-21年シーズンにかけてトラス形状のパター(1つ前のモデル)で勝ち始めたことで、一気に注目されました。ただ、店舗側の予想としては三角形のネックは、王道というより個性的な形状だったので、一過性のブームのような感じで終わる可能性もあると思っていたのですが、そうはなりませんでした」

—なぜ、ブームで終わらなかったのか?

「要因は2つあると思います。1つめは昨シーズンを振り返っても、稲見選手が勝利を量産しただけでなく、他にもトラスパターを使って優勝する選手(菊地絵理香、堀琴音、永峰咲希、若林舞衣子)が続々と出てきたこと。だから、トラスパターの話題が途切れることがなかった。もう1つは在庫不足です。すでに昨年の春先くらいから在庫が少なかったので、ほとんどの人は『買いたいけど、モノが無い』という状況が続いていました。モノがなくても、どんどん欲しい人が増えていくというサイクルになって、これだけのロングセラーになったと思います」

トラスパター人気の火付け役となった国内女子ツアーだが、2週間後には22年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が開催される。今後のパターの売り上げに、試合結果も影響を与えることになりそうだ。

関連記事