
稲見萌寧「一人で抱え込んで苦しい」【ゴルファーのことば】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
苦しみを乗り越えて…賞金女王に戴冠し2人で大粒の涙を流した(撮影:村上航)
常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は頂点を目指すものの苦悩。
稲見萌寧は“体“よりも“クラブ”重視「武士のように刀の先まで神経を尖らせる」【連続写真】
「一人で抱え込んで苦しい」
2年間の統合シーズンとなった20-21年シーズンの賞金女王争いは9月の国内メジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制した稲見萌寧がリードしていたが、古江彩佳が10月から11月にかけて4試合で3勝を挙げるハイペースで猛追。一方の稲見は10月に腰痛を発症し、十分な練習ができない状況で追い込まれていた。
それでも11月に1勝を挙げて稲見1位、古江2位で迎えた最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。古江が単独2位以上に入れば、賞金を逆転される可能性があるという状況のなかで、大会の2日目を終わった時点で古江が単独トップ、稲見は23位タイに沈んでいた。そんなときに稲見はコーチであり、この試合キャディも務めていた奥嶋誠昭氏に一通のメッセージを送る。
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