笹生優花の驚異的なスタッツ 米ツアー本格参戦後の数字をひも解く | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
笹生優花のスタッツはすでにツアートップ(撮影:GettyImages)
<LPGAドライブオン選手権 事前情報◇2日◇クラウン・コロニー・ゴルフ&カントリー・クラブ(米フロリダ州)◇6526ヤード・パー72>
笹生優花が2022年シーズンを順調にスタートさせた。開幕戦の6位に続き前週は3位。優勝が見える位置で戦い続ける要因はどこにあるのか。
昨年6月の「全米女子オープン」で衝撃的な優勝を飾り米ツアーメンバー登録。本格参戦を果たしてからのスタッツには、ツアー側も大きな注目を寄せている。ツアーは全米翌週の「LPGAメディヒール選手権」から各選手のショットの傾向やデータを細かく収集。そのなかで笹生の数字を見てみると、ルーキーらしからぬ数字を叩きだしている。
笹生といえばその飛距離がフィーチャーされるが、当然その数値は他を圧倒。飛距離270、80ヤードは当たり前だが、その正確性も特筆すべき数字だ。今季から新たに公表されているスコアへの貢献度を示す「ストロークス・ゲインド」のティショット部門では、21年6月からここまでネリー・コルダ(米国)に次いで2位につけている。
ティショットの強さだけでなく、5フィートから10フィート(1.5〜3メートル)のあいだのパッティングを決める確率は72.4%。同期間で15ラウンド以上プレーした選手のなかで4位につける。さらに、「ストロークス・ゲインド」ティショット部門、パッティング部門でともにトップ10にランクインしているのは笹生ただ一人だ。
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