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小林伸太郎「もっと自分のゴルフを知らないと」【ゴルファーのことば】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今季開幕戦で9位タイに入った小林伸太郎(写真は2019年)(撮影:鈴木祥)

常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。国内男子ツアーの今季開幕戦「SMBCシンガポールオープン」で日本勢2番目の9位タイに入った小林伸太郎。初優勝に最も近づいた2016年の試合でのことばを紹介する。

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「もっと自分のゴルフを知らないと」

アジアンツアーと共同主管の国内男子ツアーの開幕戦「SMBCシンガポールオープン」で日本勢2番目の9位タイに入った小林伸太郎。賞金シード選手として復帰した今季は、ツアー初優勝に向けて幸先のいいスタートとなった。小林が最も優勝に近づいた2016年の「マイナビABCチャンピオンシップ」は、大きな財産になっているはずだ。

16年の「マイナビABCチャンピオンシップ」。初優勝を狙う小林伸太郎の前に大ベテランの片山晋呉が立ちはだかった。単独首位で最終日を迎えた小林は、前半の5番でダブルボギーをたたき、この時点で片山に首位を奪われる。そのままゲームは進み、2打差で18番パー5を迎えた。

舞台となったABCゴルフ倶楽部の18番パー5は、ゴルフファンならお馴染みのグリーン手前に大きな池がある名物ホール。最終日は池ギリギリの右手前にピンが切られる。1打目をフェアウェイに置いた小林は、ピンまで185ヤードの2打目をピン奥5メートルに乗せた。対して片山の2打目は右のファーストカットから残り180ヤード。グリーンは狙わずに97ヤード地点にレイアップし、3打目を小林の数センチ内側につけた。

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