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マスターズのコースレコード保持者で、メジャー通算3勝のニック・プライス【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

1994年にターンベリーで行われた全英オープンで優勝した(撮影:GettyImages)

90年代を代表するプレーヤーのひとり、ニック・プライス(ジンバブエ)がきょう28日で65歳になった。メジャー3勝を含む、全世界での通算勝利数は「52」。日本でも99年の「サントリーオープン」で優勝を飾っている。

現在のニック・プライスと息子のグレッグ【写真】

南アフリカのダーバンで生まれ、幼少時にジンバブエに移住。8歳からゴルフをはじめ、17歳で「世界ジュニア」を制した。77年にプロ入りすると、79年、南アフリカのサンシャインツアーでプロ初優勝。80年には欧州ツアーでも勝利を挙げ、83年の「ワールドシリーズ・オブ・ゴルフ」で米国男子ツアー初優勝を達成した。

その後、数年は低迷するが、91年に米ツアー2勝を挙げてカムバック。92年に「全米プロ」でメジャー初優勝を果たすと、93年は年間4勝を挙げ、初の米ツアー賞金王に輝いた。翌94年は「全英オープン」と「全米プロ」のメジャー2連勝を含むシーズン6勝を飾り、2年連続賞金王となった。

また、86年のマスターズの第3ラウンドにおいて、プライスは史上初めて「63」をマーク。96年にグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が同スコアを出したが、未だに「63」はコースレコードとなっている。

米国選抜チームと世界選抜チームが対戦する「プレジデンツカップ」には、94年の第1回大会から5回連続で出場し、13年と15年には世界選抜チームのキャプテンを務めた。03年に樋口久子、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)らとともに世界ゴルフ殿堂入り。07年より米国シニアのPGAツアーチャンピオンズに参戦し、これまで4勝を挙げている。

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