
サウジのコースがフェンスを造設 飛距離モンスター・デシャンボー対策のため | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
昨年大会に出場したブライソン・デシャンボー(撮影:GettyImages)
アジアンツアーの「サウジ国際」(2月3〜6日、サウジアラビア)は19日、ドライビングレンジ(練習場)に新たなフェンスを造設することを発表した。これは出場するブライソン・デシャンボー(米国)のため。
「昨年はデシャンボー選手が練習場で打ったドライバーショットがレンジの先に位置する12番ティ付近まで届いてしまった。その後、さらに飛距離が伸びたと聞いている。選手とファンの安全を守って、さらにデシャンボー選手にはいいウォーミングアップをしてもらえれば」と大会ディレクターのマイク・オリバー氏は話す。
昨季の米国男子ツアーでは平均飛距離323.7ヤードで1位。その前のシーズンもも322.1ヤードで1位だった。昨年秋には、世界ロングドライビング選手権にも出場して堂々の8位に輝いた。
サウジ国際の開催コース、ロイヤルグリーンズG&CCのドライビングレンジは打ち上げで300ヤード。しかしながら昨年のデシャンボーには短すぎたようだ。
昨年大会で18位に終わったデシャンボーは、「いま新しいドライバーが届くのを待っているところ。本当はすでに到着しているはずなのに、遅れている。あのコースはロングヒッターに有利なコース。理由はよく分からないが、僕の目にとても合ったコースだからうまく飛ばして勝利につなげたい」とデシャンボーはコメントした。(文・武川玲子=米国在住)
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports