「僕にとってはアメリカが一番」 金谷拓実がマスターズまでの海外転戦をスタート | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
海外ツアー参戦を目指す金谷 22年初戦、いいスタートを切れるか(撮影:上山敬太)
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇11日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
2022年の初戦を強い思いで迎えるのが金谷拓実だ。現地時間13日(木)に開幕する「ソニー・オープン・イン・ハワイ」出場のため月曜夜に現地入りし、火曜日からコースで調整を重ねている。この日は8時から中島啓太と前半9ホールを回り、後半は同じ東北福祉大出身の日本のエース、松山英樹とラウンドした。
金谷は初日、欧州ツアー2勝を挙げているアーロン・ライ(イングランド)、ジョシュア・クリール(米国)と現地時間8:30に10番ホールからスタート。20年21年と過去2回出場しているが、いずれも予選落ちしている。「いいプレーをして、まずは予選通過を目指す。そしてしっかりチャンスをつかみたい」と今大会へのリベンジを誓った。
21年国内ツアー最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」後は、挨拶回りなどをして忙しい日々を過ごしながらも、練習にも多くの時間を費やしてきた。年末は地元・広島に帰省し、落ち着いて過ごしたという。「7月の全英オープン以降、体作りも強化してきた。その成果が出せたらうれしい。飛距離も前よりも飛んでいたらいい」と話す。
22年、海外ツアー進出をねらう金谷は「やっぱり海外でのシード権を取りたいし、僕にとってはアメリカが一番。日本でこういうことを言うと語弊があるかもしれないけど、昨年は日本に帰ってプレーすることになってしまって悔しい思いもした。22年はマスターズというメジャー大会に出場することも決まっている。1試合1試合いい成績を収めて世界ランキング50位以内をキープし、できるだけ多くの大会に出たい」と昨年果たせなかった海外進出を振り返り、新年の目標を新たに掲げ、人並み以上に気合をみせた。
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