セントリーグリーンブック禁止の初戦、感性の勝利は「これぞ、ゴルフ」だった【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・スミス -34 2 J・ラーム -33 3 M・ジョーンズ -32 4 P・キャントレー -26 5 J・トーマス -25 D・バーガー -25 C・モリカワ -25 8 K・キスナー -24 任成宰 -24 10 M・リーシュマン -23 順位の続きを見る
感性の勝利 キャメロン・スミスがツアー記録樹立(撮影:GettyImages)
米ツアーの2022年初戦となったセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズは、昨季優勝者ばかり38名が集ったエリート・フィールドだった。
戦いの舞台はハワイ州マウイ島のカパルアCC。ここでは毎年、スコアが伸びる。今年もバーディやイーグル続出で、とりわけ3日目にはジャスティン・トーマスとジョン・ラームが、どちらも12アンダー、61の快ラウンドを披露した。
しかし、トーマスは初日の大幅出遅れが響き、優勝争いには絡めなかった。ラームは最後の最後まで勝利に迫ったが、1打及ばず、2位に甘んじた。
そして、世界ナンバー1のラームを抑え込んで勝利したのは、開幕前には優勝候補とはまったく見られていなかったオーストラリアの28歳、キャメロン・スミスだった。
スミスの勝因を探る前に、まずお伝えしたいのは、今大会から施行となった新ルールだ。グリーンの情報を詳細に記したグリーンブックが米ツアーでは今年の1月1日から禁止となり、新年初戦の今大会から選手もキャディもグリーンブックを持たずにプレーすることになった。
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