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松山英樹がアジア人初の快挙 ウッズが衝撃の事故からカムバック、中東の動きも活発化【海外男子ツアー10大ニュース】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

松山英樹の快挙にタイガーの事故、まもなく終わる2021年を振り返る(撮影:GettyImages)

今季も数多くの話題が生まれたゴルフ界。その中から、編集部が各ツアーの10大ニュースをピックアップしてシーズンを振り返る。今回は海外男子ツアー。

松山英樹のお茶目な1シーン

■松山英樹がアジア人初のグリーンジャケット
4月11日は、日本ゴルフ界のみならずアジア、そして世界のゴルフ史に新たな1ページを刻んだ日になった。「マスターズ」最終日。単独首位で出た松山英樹が終盤苦しみながらも初の海外メジャー勝利を決めた。日本人としては初の快挙。そしてアジア人として初めてマスターズを制した記念すべき日になった。松山の勝利に沸いた日本、中継する放送局の放送席も全員が嗚咽した。18番グリーンが大興奮に包まれる中、早藤将太キャディがコースに一礼する姿も世界中で大反響を呼んだ。また、10月の日本開催となった「ZOZOチャンピオンシップ」でも優勝。記憶に残る1年になった。

タイガー・ウッズがあわや… から奇跡の復帰
現地時間の2月23日早朝。米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で単独の自動車事故を起こしたタイガー・ウッズ(米国)。大破した車の写真が公開されるなど、大きな衝撃をもって世界に配信された。足を複雑骨折するなど復帰は難しいと見られるなか、地元のフロリダ州で懸命にリハビリに取り組んだウッズ。ゴルフ界が生んだ最高のスーパースターの復帰を待ち望むファンを喜ばせたのは11月。事故後はじめてスイングする姿がSNSで動画公開されると、12月には親子大会で息子のチャーリー君とともに試合に復帰した。

■50歳で海外メジャー制覇! フィル・ミケルソンの激動の1年
1993年から425週間ものあいだ世界ランキング100位内をキープしてきたフィル・ミケルソン(米国)がトップ100から陥落したのは2月。その9週後、50歳で「全米プロゴルフ選手権」を制するという偉業を成し遂げた。食事制限、ストイックな肉体改造、そして衰えない練習量でつかんだ栄光。48インチのドライバーを駆使し飛距離ロスを抑えていたが、来年からは46インチがマックスとなることも発表。今後の動向が気になる。

■デシャンボーVSケプカのバトルが勃発
圧倒的な肉体改造でツアー界一の飛ばし屋となったブライソン・デシャンボー(米国)と、海外メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米国)が試合内外で舌戦を繰り広げることとなった2021年。発端はケプカがデシャンボーのスロープレーに文句をつけたところからはじまった。その後もSNSやファンをも巻き込んでヒートアップしたが、犬猿の仲ともいえる二人がライダーカップ後には抱き合い、11月にはテレビマッチで対戦し、ケプカが勝利したことによって、ひとまずは決着を見た。

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