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シーズン24勝の実力で男子を圧倒! 「憧れの舞台」「3団体で回るの楽しい!」…“最強女子プロ”たちが喜びの声 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今年の3ツアー対抗戦はJLPGAチームの連覇で幕を閉じた(撮影:福田文平)

Hitachi 3Tours Championship 初日(1日競技)◇12日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)◇男子=3714ヤード、シニア=3465ヤード、女子=3214ヤード、パー37>

全員合わせて今季のツアーで24勝。“史上最強”ともうたわれた女子(JLPGA)チームが、2位の男子(JGTO)チームに4ポイント差、3位のシニア(PGA)には14点差をつける通算24点を稼ぎだし、6度目の大会優勝を成し遂げた。

バーディ締めで歓喜のハグをする稲見&西郷【写真】

菊地絵理香、小祝さくら以外は初出場というチームながら、バツグンの連携を発揮。ペアが各自のボールを打ち、よいほうのスコアを採用する午前のベストボール方式で9点、各ペアが1つのボールを交互に打つ午後のオルタネート方式で15点を積み上げた。このスコアはともに3団体のトップだ。

今季9勝を挙げ、賞金女王にも輝いた稲見萌寧は「いつも戦っている選手とチームを組むということはなかなかない。団結して戦えました。3団体で一緒に回れるのも楽しかった」と一日を振り返る。さらに「ツアーでもダブルスなどの機会があったらうれしい」とも。エースの役割を期待されるなか、普段の試合では味わえない醍醐味(だいごみ)を満喫したようだ。

3度目の出場となる最年長の菊地は、「メンバーが変わるなかでの連覇は難しい。若い選手の総合力が高く、そのおかげで優勝できました」と謙遜気味に話し、後輩たちを称えた。チームを組んだことで、改めて感じることも多かったようで、「総合力が高いし、まだ伸びしろもある。恐怖感があるのではじき出されないよう、必死にしがみついて頑張りたい」という思いがオフの原動力になる。

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