原英莉花に続く黄金世代の勝利ならず 山田彩歩は上がり連続ボギーも「後悔はない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 桑木志帆 -4 2 内田ことこ -4 3 山田彩歩 -2 4 小倉彩愛 -1 5 後藤未有 0 佐久間朱莉 0 7 岩井明愛 +1 8 薮田梨花 +2 植手桃子 +2 工藤優海 +2 順位の続きを見る
優勝はならずも… 遅れてきた黄金世代・山田彩歩が大きな糧を得た(撮影:福田文平)
<JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6625ヤード・パー72>
2018年の原英莉花に続く黄金世代の大会2勝目はならなかった。原や勝みなみ、渋野日向子らと同じ1998年生まれの山田彩歩は、2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「74」とスコアを2つ落としてトータル2アンダーの3位に終わった。
首位タイという位置からのスタートにも「緊張はなかった」という山田だったが、4番で「ティショットを右の傾斜に曲げてしまって…」といきなりダボを叩いてしまう。それでもショットの調子が上がらないなか、「あきらめずに頑張ろう」と気持ちをつないで、12番までに2つバーディを重ねて取り戻す。
だが、優勝争いの最中で迎えた17番パー3のティショットを右のバンカーに入れて、寄らず入らずのボギーを叩くと、最後バーディを奪えばプレーオフという18番でも3パットのボギー。「難しいところで良くないショットが出てしまった」と上がり2ホールで落として、生涯一度のタイトルを逃した。
あと一歩で届かなかった勝利。悔しさは多分にあるが、前向きな気持ちも同時に生まれた。「最後まで攻めながらできたので後悔はないです」。何よりも来年へ、やるべきことが見えた。「すごく課題が見つかった2日間だった。この課題を生かせるように、来年頑張りたいと前向きな気持ちになった」と涙もなく、“ここから”という思いがこみ上げた。
Follow @ssn_supersports