運命別れた24歳の親友どうし「より強くなって戻ってくる」【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 V・ホブラン -18 2 S・シェフラー -17 3 P・リード -15 S・バーンズ -15 5 J・トーマス -14 C・モリカワ -14 7 D・バーガー -13 T・フィナウ -13 9 J・ローズ -11 T・ハットン -11 順位の続きを見る
逆転勝利を決めたビクトル・ホブラン(撮影:GettyImages)
「タイガー・ウッズの大会」、ヒーロー・ワールドチャレンジは、今年2月の交通事故以来、初めて公けの場に姿を現わしたウッズに開幕前から大きな注目が集まっていたが、サンデー・アフタヌーンを迎えると、人々の視線は優勝争いへと移っていった。
最終日を2位に5打差の単独首位からスタートしたコリン・モリカワは、今大会開幕直前に長年の恋人キャサリン・チュー嬢にプロポーズし、婚約したばかり。幸福感に包まれていたが、それと同時に「今大会で優勝すれば、世界ナンバー1」という緊張下にも置かれていた。
王者ウッズはツアー出場21位試合目で世界一になったが、今週、モリカワが61試合目で優勝して世界一に登り詰めれば、史上2番目の“スピード出世”。すでにメジャー2勝の強さを誇るモリカワなら「きっとそうなる」というのが、大方の予想だった。
だが、蓋を開けてみれば、モリカワは4番でも6番でも第2打を大きく左にひっかけ、ロストボールとなって続けざまにダブルボギー。そこで集中力を失ったのか、9番ではグリーンのすぐ手前からの寄せを大ダフリして左前方のバンカーへ入れ、ボギーを叩いた。
そうやってモリカワがみるみる崩れていった姿とは対照的に、6打差で最終日をスタートしたノルウェー出身のビクトル・ホブランは、6番から3連続バーディを奪い、折り返し後の11番でも1つスコアを伸ばし、あれよあれよという間に単独首位へ。
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