世界ランクと、賞金王と　金谷拓実が迎える決意の最終戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

来年への弾みになる締めくくりを！（撮影：上山敬太）

＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇1日◇東京よみうりカントリークラブ（東京都）◇7023ヤード・パー70＞

優勝すれば、逆転での賞金王も決まる。「この試合には、色々なものがついてくる」。そう語った金谷拓実が、最終戦にかける思いは一際強い。

賞金王への可能性を残すのは、この5人！

本当ならば、プロ転向後はすぐにでも海外に挑戦する予定だった。コロナ禍で海外ツアーの予選会（QT）は軒並み中止。隔離があるため、海外へのスポット参戦も難しい。苦い思いが残ったプロとしての初シーズンは、せめて今後へのチャンスを広げて終わりたい。「来年に弾みがつくようなプレーをしたい」と、決意を胸に今年最後の試合を迎える。

海外進出を見据えて、世界ランク50位以内を目指してきた。プロ初戦となった昨年の「日本オープン」を終えて、世界ランクは218位からスタート。今年は5月から欧州ツアー、海外メジャーを転戦し、「自分の力を出せずに終わってしまった」と振り返ったが、徐々に目標へと近づいていった。

年内の世界ランクで50位内に入れば、来年の「マスターズ」出場権も手に入る。前週の「カシオワールドオープン」を終えてランキングは54位。本大会で3位以内に入れば、50位のラインを超える見込みだ。