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“一番の指標”パーオン率は大幅向上! 「やっていることが合っている」と自信深めることになるか【渋野日向子・今季スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

パーオン率向上で自信を持って米国での予選会に臨めるか(撮影:佐々木啓)

現地時間の来週12月2日から、来季の米国女子ツアー出場権を争う最終予選会(Qシリーズ)がアラバマ州で行われる。全8ラウンド、計144ホールの長丁場で20位以内に入ると、来年多くの試合に出場できる見込み。そして、ここには渋野日向子も参加する。世界で戦うためにスイング改造を敢行するなど、大きな変化を伴った1年の集大成。それを前に、今季国内ツアーでの渋野のスタッツを振り返ってみよう。今回はパーオン率に注目。

渡米直前に撮影!渋野日向子のアイアンをショットをコマ送りで分析

渋野自身が、今季一番気にかけている指標がパーオン率。「ここの精度が上がってきて、いいスタッツが出れば自分的には今やっていることが合っているととらえられる」とショットメーカーとしての意地をうかがわせる部分だ。

そして今季のそのスタッツは72.4505%。海外遠征もあり規定ラウンドを満たしていないため順位は出ていないが、12位に相当する数字とあって十分に上位といえる。全英制覇などを成し遂げた2019年シーズンは70.7573%で24位だから、大幅アップだ。

アイアンはもちろん、今年から4本体制(46、52、54、58度)にしたウェッジショットにも磨きをかけており、これが3打目勝負のパー5でチャンス演出にも大きく生きている。今年の初優勝大会となった「スタンレーレディス」では、最終日の18番パー5でプレーオフも合わせて3度のベタピンショットを放ち、勝利を手繰り寄せた。ただグリーンを狙うだけでなく、バーディにつながるショット精度をさらに身につけていくつもりだ。

【国内女子ツアー・今季パーオン率上位】(26日現在)
1位:稲見萌寧 75.9611%
2位:高橋彩華 75.6737%
3位:西郷真央 74.7614%
4位:植竹希望 73.8304%
5位:イ・ミニョン 73.5891%
6位:大山志保 73.5613%
7位:笠りつ子 73.3654%
8位:ペ・ソンウ 73.3057%
9位:穴井詩 73.0473%
10位:濱田茉優 73.0044%
——————————————
渋野日向子 72.4505%

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