ザ・マッチの開催コース、“ウィンGC”は「カジノ王」のコース! | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ザ・マッチの舞台 ウィンGC(撮影:GettyImages)
2日後に迫ったブライソン・デシャンボーとブルックス・ケプカ(ともに米国)が戦う「ザ・マッチ」、今回は米ネバダ州ラスベガスの“ウィンGC”で開催される。
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ウィンとは米の実業家、スティーブ・ウィン氏のこと。
1990年代にミラージュ、トレージャー・アイランド、ベラジオなど大型カジノを建設し、ラスベガスの再ブームを作りだした。2000年代にこれらをMGMグループに売却、同じくラスベガスに“ウィン・リゾーツ”、ゴールドに輝く豪華カジノを開業、同時にマカオにも進出、元米大統領のドナルド・トランプ氏のライバルとも言われ「カジノ王」として知られている。トランプ氏の大統領就任期間中には、共和党の財務委員長も務めた。現在はCEOを退いているが、トランプ氏同様にゴルフ好きだ。
そのウィン氏がラスベガスの大通り、ストリップのすぐ側の“デザートインGC”を2000年に買収、すぐさまコースを閉じるとトム・ファジオを招集し5年の歳月をかけて“ウィンGC”を誕生させた。さらに2017年に再度コースは改修のためクローズ、2019年に現在のコースが誕生、「もはやデザートインGCの面影はまったくない」という。
ほとんど目にしたことのないウィンGCだが、実は“デザートインGC”はPGAツアー、シニアのPGAツアーチャンピオンズ、またLPGAツアーも開催され、数々のチャンピオンを生んだコースでもある。
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