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47インチで最大15ヤード伸ばした時期も… “原点回帰”の小鯛竜也がシード死守へ正念場 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

飛距離を手放しても… 結果を求めてシード維持なるか!?(撮影:鈴木祥)

カシオワールドオープン 事前情報◇23日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>

賞金シード争い最終戦がまもなく幕を開ける。ランキング65位までが来年1年間の出場権を獲得する戦い。そのボーダーライン、65位にいるのが小鯛竜也だ。4年連続シードを確保、2017年にはツアー1勝をマークしているが、今季は一度のトップ10もなく、苦しい戦いが続いた。

ツアー屈指の飛ばし屋は15キロのダイエットでホッソリ

「2年やってきたなかでこの結果。ただ、マイナビABCチャンピオンシップ、先週と(悪いところが)解消されて、やることは見えています」と、最後の決戦を前にも悲壮感はない。他選手の成績により圏内からはじき出されることもあり得る順位。いまはそんなことを考えるより、少しでも賞金を上積みし自らシードを勝ち取ることしか考えていない。

小鯛の今季の不振は、昨年から取り組んできた飛距離アップが一因。「47インチまで伸ばしたこともあった」と、昨年まで45.5インチだったドライバーを今季は基本46.5インチ、長いときで47インチも投入した。その結果、「10から15ヤードは飛びました」と、目の前の飛距離アップには成功したが、ここにきてスコアに直結しないこともわかった。

「シビアな戦いのなか、コントロール性が落ちて、ひとホールで大叩きとかがでるようになった」と一発の飛びが、ピンチを招くこともしばしば。賞金ランキングも低迷を続けるなかにあっては、なおさら成績を重視することとなり、10月に入ると長尺を封印。そこから調子も戻ってきた。

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