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34年ぶりの日本人賞金女王誕生へ、あと1打足らなかったシーズン 畑岡奈紗の2021年を振り返る | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 コ・ジンヨン -23 2 畑岡奈紗 -22 3 M・ハリガエ -18 C・ビュティエ -18 5 M・カン -17 M・リー -17 N・コルダ -17 8 L・トンプソン -16 9 L・コ -15 チョン・インジ -15 順位の続きを見る

34年ぶりの日本人賞金女王に最も近づいたシーズンを振り返る

34年ぶりの日本人賞金女王に最も近づいたシーズンを振り返る(撮影:GettyImages)

CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇21日◇ティブロンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」で優勝に1打及ばず、1987年の岡本綾子以来となる日本人米ツアー賞金女王へあと一歩届かなかった畑岡奈紗。快挙に目前まで迫ったシーズンはどんな1年だったのか。

小柄な畑岡奈紗が280ヤード飛ばせる理由【連続写真】

コロナ禍の影響により2020年12月に「全米女子オープン」が行われるなど変則的だった前シーズン終了からわずか1カ月。短いオフを経て畑岡の開幕戦となったのは2月の「ゲインブリッジLPGA」。だが、ここで52位と振るわず、次戦からの2戦は予選落ち。さらに21年メジャー初戦「ANAインスピレーション」も67位タイ。優勝こそないものの上位で戦えていた前年よりも厳しい試合が続く。

そんな悪い流れを一気に振り払ったのが6月の「全米女子オープン」。プレーオフで笹生優花に敗れて悲願のメジャー制覇は逃したが2位フィニッシュ。調子、自信を取り戻すと7月の「マラソンLPGAクラシック」で日本人女子歴代3位となる米ツアー4勝目をマーク。2年ぶりとなる美酒に酔った。

8月にはアマチュア時代から最大目標に掲げていた「東京五輪」に出場。だが、同じ日本代表の稲見萌寧が銀メダルを獲得する一方で9位タイ。久々の母国での戦いで悔しい思いをした。

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