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賞金2位の古江彩佳が1位・稲見萌寧を順位で逆転 ショットで明暗の一日…結末は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 原英莉花 -14 2 柏原明日架 -12 三ヶ島かな -12 4 渡邉彩香 -11 5 福田真未 -10 西郷真央 -10 7 小祝さくら -9 8 上田桃子 -8 ユン・チェヨン -8 吉田優利 -8 順位の続きを見る

どちらに軍配が上がるのか

どちらに軍配が上がるのか(撮影:佐々木啓)

大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

今季の女王候補に最も近い賞金ランク1位の稲見萌寧、それを追う古江彩佳の2人は、ショット面で対照的な1日になった。3日目に「66」と大きく伸ばした古江は、38位タイからトータル7アンダー・12位タイまでジャンプアップ。一方の稲見は「71」のパープレーで17位タイから、トータル5アンダー・25位タイに後退した。

曲がらない理由! 古江彩佳のオンプレーンに乗せる『スライド』

予選ラウンドは出入りのあるゴルフを続けていた古江だが、決勝に入り生命線が輝きを取り戻した。奪ったバーディ7つのうち、6メートルをねじ込んだ後半の2番以外はいずれも3メートル以内を決めたもの。さらに「ショットが悪くて苦しかった」と話していたドライバーも、フェアウェイを外したのはわずかに1回と、その“精密機械”ぶりをようやく発揮した。

「(ドライバーが)あまりに悪すぎて、(前日のラウンド後は)思い切ってショット練習場に行かなかった。それである意味忘れられて、きょうはいい感じでした」という“リフレッシュ策”が功を奏した。アプローチとパット練習のみで、一番の課題だったドライバーは振らずにコースを出るのは勇気がいりそうだが、それがいい方向に働いた。「(2日目の)前半は情けなかった」と頭を抱えた問題が解決したとなれば、最終日に向けて好材料となる。

「きょうは一日ショットがよくなくて、うまくかみ合わなかった。チャンスにもつかなかった」と話したのは稲見。こちらもツアー屈指のショットメーカーだが、この日はチャンスがなかなか作れなかった。「アイアンが当たらないから、どう計算していいのかもわからない。得意コースではないのでイメージも出ない」とスコアを伸ばせなかった。

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