開幕前日、解説の加瀬秀樹から熱血指導を受けた小斎平優和 「左へのミスが減りました」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 秋吉翔太 -10 2 古川雄大 -9 3 杉本エリック -8 片岡尚之 -8 5 藤田寛之 -7 H・リー -7 今平周吾 -7 木下稜介 -7 比嘉一貴 -7 10 永野竜太郎 -6 順位の続きを見る
ベテランからの助言でミスを克服!(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 2日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>
開幕前日の水曜日の夕方、フェニックスCCの練習場で23歳の小斎平優和(こさいひら・ゆうわ)を熱血指導する大柄な男性の姿があった。今大会の中継でラウンド解説を務める加瀬秀樹だ。
加瀬は国内シニアツアーを主戦場に、解説者としても活躍するレギュラーツアー通算4勝の大ベテラン。183センチの長身から繰り出す豪快なドライバーショットを武器に、97年には米ツアーに参戦した経験もある。そんな加瀬も今年で62歳。小斎平のスケールの大きなゴルフが、自身と重なったのかもしれない。練習場で悩んでいる小斎平を見て、声をかけずにはいられなかったようだ。
一方の小斎平はというと、予選ラウンド2日間ともに「68」とまずまずのゴルフ。トータル6アンダー・10位でトーナメントを折り返した。直近の4試合中3試合で予選落ちだったことを考えると、復調の兆しが見えている。小斎平は、加瀬からどんなアドバイスを受けたのか。
「トップでクロスするので、インパクトでフェースがかぶって左に行くミスが多かったんです。それを指摘してもらいました」と小斎平。一般的にトップでのシャフトの向きは、飛球線と平行か、飛球線よりも左を向く“レイドオフ”がいいとされている。飛球線よりも右を向く“クロス”は、スイングプレーンに戻すために一個余分なアクションが必要になるため、フェースが開いてスライスしたり、小斎平のようにフェースがかぶって左に飛ぶミスが出やすい。
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