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上昇気流の「65」 新垣比菜がラストチャンスへ“気楽に”一気浮上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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Pos 選手名 Sco 1 柏原明日架 -12 三ヶ島かな -12 3 渡邉彩香 -9 原英莉花 -9 5 ユン・チェヨン -8 小祝さくら -8 西村優菜 -8 8 上田桃子 -7 藤田さいき -7 森田遥 -7 順位の続きを見る

つきものが落ちた? 新垣比菜は“気楽に”賞金シード確保へ

つきものが落ちた? 新垣比菜は“気楽に”賞金シード確保へ(撮影:佐々木啓)

<大王製紙エリールレディスオープン 2日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

シード権を守る戦いとなっている新垣比菜が、7バーディの“固め打ち”。1つのボギーはありながらも「65」をマークし、トータル7アンダーの8位タイに浮上した。現在賞金ランキング64位、メルセデス・ランキング58位。いずれかで50位内に入れば、3年間守ってきたシードを継続させることができる“最終戦”で意地を見せた。

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「QTは覚悟している」と臨んだ戦いだったが、「パットがよかった」と話す2日目は憂さを晴らす内容。パットに限らず、バーディチャンスはすべて3メートル以内で「ドライバーもフェアウェイに行って、アイアンショットもいいほうだったので」と、ショットも思うように操った。

「上位フィニッシュして稼げればQTにも行かなくていいと思うけど、QTを受ける覚悟でいるので、今週は気楽にやろうかな」と気持ちの整理がついたことが、ビッグスコアにつながった。たとえシードを逃しても賞金、メルセデスいずれかで55位までに入れ、来季前半戦の出場権は得られるが、細かく考えず目の前のプレーに集中する構えだ。

予選ラウンドを終えて、すでにシード喪失が決まった選手もいるなか、新垣は自らのバーディラッシュで“延命”。「今週頑張らないと、というのはないので」と悲壮感はない。首位と7打差で残り2日間へ。否が応でも週末はシードへの意識はでてくるものだが、“気楽”なプレーに徹し、ハッピーエンドを創り出すことはできるのか。ドラマはここからだ。

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