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米ツアー復帰に向けてスイング改造中の小平智 首位と5打差も「伸ばせると思う」  | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 谷原秀人 -6 2 幡地隆寛 -4 金谷拓実 -4 4 木下裕太 -3 比嘉一貴 -3 久常涼 -3 杉原大河 -3 8 堀川未来夢 -2 9 片山晋呉 -1 小平智 -1 順位の続きを見る

逆転Vへ! 17年大会覇者・小平智が奮起する

逆転Vへ! 17年大会覇者・小平智が奮起する(撮影:上山敬太)

三井住友VISA太平洋マスターズ 3日日◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

2017年に大会を制して以来、御殿場の舞台で戦う小平智。この日は5バーディ・2ボギーの「67」と3つ伸ばして、トータル1アンダー。前日までの22位タイから首位と5打差の9位タイに順位を上げ、じわじわと存在感を示し始めた。

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「不満なところもありますが、普通のゴルフができたという感じです」。谷原秀人と並び、この日4番目にいいスコアをマークしたが、手放しで喜べる内容ではないという。「今、スイング改造をしていて、日に日に感覚がよくなっているところ」と、スイングの感覚とともにスコアもまとまり出した。

小平が取り組むスイング改造は、来年を見据えての向上である。今大会の覇者となった翌年の18年4月、米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」で優勝を遂げ、米国に主戦場を移した。20-21シーズンは、フェデックスカップポイントランキング150位でシード権を逃したが、22年は下部のコーンフェリー・ツアーで戦い、再び米ツアーの舞台を目指すことを明言している。1月のツアー開幕に向けて、実戦の中で、より精度の高いスイング固めを行っている。

世界の一流が集まる米ツアーにおいて、20-21シーズンのフェアウェイキープ率は9位(69.94%)という数字を残した。それでも自分が一番よかった時のスイングの感覚とは違うという。「前に戻すというより、よりよくするために、今までと違う感覚で取り組んでいる」と1カ月ほど前からスイング改造に着手。「試合と練習は違います。試合でやらないといい感覚や自信もつかないだろうし、こういう中でできるのはいいこと。試合を重ねるごとによくなってきています」。納得できるショットも増えてきていることは好感触だ。

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